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マインドマップ公式ソフトいよいよ発売開始

本日、いよいよマインドマップの公式ソフト「iMindMap」日本語版が発売になります。

いままでもマインドマップを描けるツールはいくつか存在していましたし、私もMindManagerは4年ほど愛用しています。私の周りでもMindManagerはそれなり使っている人はいました。

でも、これらのツールは、マインドマップの公式という訳ではなかったのです。


 

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明確な悩みのないホームページリニューアル案件

今日はホームページリニューアル案件のヒアリングを行いました。

ソフトウェア販売を事業としている社員数200名超の中堅企業です。

ホームページは10年ほど前からあるのですが、管理部門があるわけでもなく社員が兼務で作成している手作り感があふれるものです。さすがに今となっては他社と比べても見劣りします。

全く更新されていないわけではないのですが、会社としてのホームページ活用の明確な考え方が現状ではなく、ホームページから訪問者(閲覧者)に想いが伝わっていないのではないかという点を今回の担当者はとても気にしていました。

もっとも、現状では運営を担当している訳ではないので、困っていることや悩みがある訳ではないのが通常のリニューアルとは異なる状況です。

悩み解決ということよりも、会社として活用戦略を立案すべく情報を収集しているということでしたので、単なるリニューアルの提案・見積だけでなく一工夫必要です。

もちろん、単純なホームページリニューアル案件ということで取り扱うこともできますが、活用という観点から考えると戦略不在では効果がでないのは目に見えています。

マーケティング、営業支援、サポート(CRM)、IRなどいろいろなツールとして利用できますので、段階的に発展させてゆくプランの提案が良さそうです。

マネージメントとリーダーシップ

「彼にはどんなことを期待しているのですか?」

「やっぱりマネージメントですよ」

知人の経営者と、その部下で前職では同僚だった知人と、バーカウンターで歓談していたときのことです。

組織や人材育成に関する話の中では、「マネージメント」という言葉が使われることがかなりあります。ところがこの言葉、発している人と、受け取る人の間での温度差・理解に差があることも多く誤解の多い言葉でもあります。

日本では、「マネージメント」=「管理」、「マネージャー」=「管理職」として使われることが多いので、そのように連想している人が多いのです。

前述の会話でターゲットだった元同僚の彼もそうでした。

「マネージメントといっても・・・」

みたいな反応になるわけです。

たしかに、ポジション的にも部下もいるので管理職としての期待も含まれているかもしれません。

ただ私が、この知人の経営者が意図しているのはそうではないということは、以前のつきあいからも分かっています。

それは、経営者が期待しているのは、部下を管理するということではなくて、部下・周りのスタッフの見本となるようにリーダーとして振る舞うことなのです。
リーダーシップを発揮するということを期待しているのです。

最近は、組織もフラットなものが多くなっていいるので、管理職としてではなくリーダーを求める傾向も強くなっています。

自分に求められていることが「マネージメント」であると認識している方は、いまいちどその意味をぜひ考えてみてください。実際には「リーダーシップ」を期待されているのであれば、もっと積極的な行動がとれるはずです。

 

 

FTPは危険?

「FTPは危ないからできれば使いたくないんですが・・・」

サーバー移転作業を行っている中で、技術者から聞いた言葉です。

たしかに、FTPの設定の不備やセキュリティホールなどから侵入されて、セキュリティ事故にあったケースなどがニュースで取り上げられたりしています。

ですが、こういった事故のほとんどが実はFTPそのものが原因ではありません。不適な設定や古いままのFTPサーバーソフトを使い続けたために発生しています。

FTPだから危険、危ないとういことではないのです。

事故の原因の多くは、不適な設定や古いままのFTPサーバーソフトを使い続けたためや、もっとも多いのはアカウント管理がずさんであることで接続のための情報が第三者に分かってしまうことにあります。

これは、代わりの方法をとったとしても解決するものではなく、本来別の問題なのです。

技術者にしてみれば、経路上の情報が暗号化されていないということだけでFTPは危険と考える人も少なくありません。FTPではなく、scp、sftpという方法を使いたがりますが、コンテンツ更新のためにわざわざログインアカウント(シェル)を有効にすることの方がはるかに危険です。

FTPは、インターネットの普及期からあるファイル転送の方式で、仕組みはscp/sftp(ssh)、WebDAV(http)といった代替の方法に比べると単純です。潜在的に問題が発生する可能性はずっと低いのです。
設定をしっかりしておけば決められた(サーバー上の)範囲でしかファイル転送ができないので、影響範囲も限定できます。

コンテンツ更新の手段としては、多くのアプリケーションも対応しているFTPがもっとも便利でな方法です。

適切な設定をすることで便利FTPをより安全に快適に使いましょう。

無料ツールで始める日報管理

社内で業務日報を作成しているケースは多いと思いますが、日々の作業を記録、管理するだけではなく、月次で集計して管理しようとすると意外と手がかかるものです。

もちろん私自身も、日報が有意なことは理解していますので、導入は進めています。
ビジネスを進めてゆくうえでは、プロジェクト別の収益性を把握することがどうしても必要になってきます。こうなると、データ集計といった手間がどうしても発生してきます。

ひとり一人が日々記録したものをExcelに転記するようなやりかただけでも面倒を感じる訳ですから、それらを集計するマネージャーとなるとその手間はかなりなものになります。

こういった状況になるとツールを使って省力化できないかと考えるようになります。

そう、私もそうやって常に気にしていろいろサービスは見ているのです。

そんな中で、本日見つけたのがこれです。

ワイズノット社が提供するNEXTWISE
http://nextwise.jp/

無料サービスですが、よくできています。
グループウェアや掲示板などのビジネスツールが提供されているのですが、この中に日報管理にぴったりのアプリケーションがあります。

日報管理は入力することが目的ではなく、現状をできるだけ正確に把握して業務の改善やビジネスに活用することが目的なので、わざわざ時間をかけて独自のツールを作る必要はありません。
その意味でも、こういったツールを上手に利用することは重要です。

サイボウズノーツShare Point(シェアポイント)といった有償のツールを利用することに抵抗感がある小さな会社では、このようなサービスを活用してまずは仕組みを作ってしまうと良いでしょう。

その上でもっと高機能のものが必要になれば投資すればよいのです。

開発者の設定したWebサーバーの落とし穴

社内に開発者がいる場合、プログラムの開発だけでなく、サーバーの構築・設定もそのまま担当するケースがあります。

ところが、プログラム開発者が構築したWebサーバーには落とし穴があることが多いのです。


実際に、こんなことがありました。

php(プログラム言語の一種)で開発されたWebシステムを組み込んだサーバーに、Web制作担当スタッフがコンテンツを作成しアップしていたのですが、どうもうまく表示されない。

なんどやっても表示が崩れるし、文字化けしたようにも見えるのです。

制作担当は、自分の作ったHTMLにどこかおかしいところがあると思い、何度も作り直してはアップしますが、状況は変わりません。

そうこうしているうちに時間も経ってしまい、この案件対応はいったん中断となりました。

その後、たまたまあるきかっけで私がそのサイトの存在を知りアクセスしました。
やっぱり崩れています。

私がこのサイトを見たのはこのときが初めてでしたが、現象から原因は察しはすぐにつきました。

文字コードが合っていないのです。

Webサーバーが送出する文字コードと、HTMLに書かれている文字コードが一致していないのでブラウザで表示する際に表示がおかしくなるのです。

理由もはっきり分かったので、どうすれば直るのかも当然分かっています。

そこで、なぜこういう事態になったのかをちょっと考えてみます。

開発者は自分がphpで作ったシステムが動くように、Webサーバーのデフォルト文字コードをEUCに設定していました。

Web制作者は、そんなことは知りません。
いつものようにShiftJISでせっせとページを作っていたわけです。

開発者の行った設定がWebサーバー全体に影響を与えて、Web制作スタッフを悩ますことになっていたのです。

このように、開発者は自分の担当したシステムやプログラムをしっかりと稼働させることについてはしっかりと対応しますが、その結果がどういう影響を与えるかまでを意識していないことがあります。
Webサーバーのように異なる担当者が共同で利用するな環境については、開発者任せにせずに利用状況に応じた判断・設定ができる運用の管理者がいることが望ましいのです。

開発者は、プログラム・システムの開発には長けていますが、サーバーの構築・設定は専門外、経験不足ということが多いものです。

 

 

ワード・エクセル 原則新たに購入せず

昨夜のNHKニュースでの報道ですが、

ワード・エクセル 原則新たに購入せず

と、IT業界に従事するものとしてインパクトのあるヘッドラインが目に飛び込んできました。

これは、

  • 政府調達の方針として「国際的な規格や国内のJIS規格に基づいた製品を優先する」という指針がある
  • この指針が7月1日から適用された
  • これにしたがって、現状デファクトスタンダードになっているマイクロソフト社の「ワード」「エクセル」は該当しないため今後は購入しない

ということのようです。

・NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/2007/07/02/d20070701000142.html


そもそものニュースソースは、総務省から3月の時点で公表されていました

情報システムに係る政府調達の基本指針
http://www.soumu.go.jp/s-news/2007/070301_5.html

この指針の「調達プロセスに係る指針」の章に関連する記述があります。

(3)オープンな標準に基づく要求要件の記載
調達仕様書の作成に関与した事業者が、特定事業者による独自技術を前提とした調達仕様書を作成した場合、分離調達によって情報システムを構築しても、その情報システム全体が特定事業者による独自技術に依存してしまうおそれがある。こうした事態を避けるため、設計以降の調達仕様書の作成に際しては、要求要件の内容が中立的なものとなっているかどうかを適切に確認することとし、ハードウェアとソフトウェアの分離調達に伴う稼動確保のために特定の商標名を記載する必要がある等の合理的な理由がある場合を除き、特定の具体的な商標名等を用いた要求要件を定めないこととする。
具体的には、原則として、独自の機能、独自のデータフォーマット及び独自の方式を使用せず、国際規格・日本工業規格等のオープンな標準に基づく要求要件の記載を優先する。
また、要求要件として提示することが必要な機能を列挙する等により、特定のハードウェア及びソフトウェアについて有利な要求要件の記載とならないようにする

これがまさに該当するようです。

気になる対応ですが、OpenOfficeというフリーのワード・エクセル互換のアプリケーションスイートを利用している沖縄県浦添市の例がニュースでは流れていました。

実際にOpenOfficeが広く現場で使われるようになるのかはやや疑問が残るところです。

【参考】
オープンオフィス OpenOffice.org
http://ja.openoffice.org/

 

サイトの役割は「オファー」

今日は、東京ミッドタウンで開催されたインターネットマーケティングのセミナーに参加してきました。
ミッドタウンへ足を運ぶのは初めてでしたが、昼時だったこともあって店の周りは人の多いこと。事前に飲料水を買おうとのぞいたコンビニのレジにも20人くらいの行列。思わず通り過ぎました。

さて、セミナーのテーマですが今回はずばり、「売れるサイト」。
※セミナーの内容を詳しく知りたい人はこっち

といっても、サイトの色遣いや配置をこうするといい、といったテクニック的なものに偏ったものではありません。

講師は、ロックノーブルの岩元貴久氏とコマースジャングルの礒一明氏。

インフォマーシャルなどインターネットだけではなくあらゆる媒体を利用したマーケティング・販売が行われている米国の事例を紹介しながら、気がつけばあっという間の4時間でした。

そして今回の私の一番の氣づきは、

USPはターゲット顧客の心に届いているか?

サイトの役割は、オファーである

という2点です。

USPが重要だということはよく耳にしますが、結局それが伝わらなければ意味がないのです。
伝わらなければ存在しないのと同じ」とも言われますが、まさにその通りです。

もっと自分自身の考え方、強みを伝えることに力いれないといけないと強く感じたのでした。

 

ネット上のポイントサービスにガイドライン

航空会社のマイレージサービスによる顧客囲い込みがうまくいくようになってから、オンライン・オフラインを問わず多くの事業者でポイントサービスが提供されています。
単なる割引・値引きサービスに比べると(短期的な)財務的なインパクトが小さいのと、利用者側のお得感がうまく演出できているのも普及している理由です。

ところが、このポイントサービスは、これまではアイディア先行で進んでいるという実態があり、いろいろな問題を潜在的に抱えています。
例えば、利用者に対して発行したポイントが使用されずに残っている場合、発行者側にとってはいつまでも未払い費用になりますが、これを会計上処理するためのルールも各社でバラバラです。最悪は簿外債務というケースもある訳です。
また、ネット上のサービスでは本人確認が不十分な場合も多く、同一人物が複数のアカウントを所持して、ポイントを不正に獲得するなどの行為も見受けられます。

こういった状況を改善するために、インターネット上でのポイントサービスを展開する企業で構成されるインターネットポイント協議会ガイドラインを発表しました。

今回のガイドラインで提示されている内容は次の通りです。
  1. 個人情報保護について
    個人情報を付帯するポイント履歴(処理ごと、一覧、累計)情報も個人情報として認識
  2. 会員の不正について
    「なりすまし」、「ID重複登録」、「他人のID使用」等を会員の不正と定義する
    会員が不正をおこした場合には退会を含めた防止策を講じる
  3. 発行ポイント会計処理基準について
    ポイント引当を会計処理に採用する
    年一回以上の見直しと、同一のポイント引当率算定方法を継続して採用する
  4. ポイント交換基準について
    消費者に下記の4項目を明示する
    統一情報はポイント交換レート及び単位、交換のタイミング、最小交換数

インターネットポイント協議会とは、 同協議会のホームページの説明によれば

日本インターネットポイント協議会とは、インターネットポイント・マーケティング業界の啓発活動と健全なる発展を促進するために、ポイント発行及びポイント流通に関わるインターネットポイント・サービス提供者で、オープンかつフェアな情報交換と情報の発信を行い、利用者、サービス参加企業、広告主の満足度向上に寄与することを目的とした非営利団体です

という団体です。

私自身、かつてポイントサービスを運営とポイントシステムの運用を行っていたことがありますが、当時にこのような基準があれば頭を悩ます機会も減ったのだろうと、あらためて感じます。

■日本インターネットポイント協議会(JIPC)がガイドラインを発表
http://www.jipc.jp/release/20070620_1.html

■日本インターネットポイント協議会
http://www.jipc.jp/

■JIPC、個人情報の保護などポイントサービス事業のガイドラインを策定(Yahoo! ニュース)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070621-00000003-bcn-sci

PCで使うモバイル(携帯)インターネットの注意点

今朝の新聞やテレビニュースでも報道されていましたが、ケータイを利用したインターネット接続でトラブルが増えているようです。

いまではダイヤルアップ接続よりもはるかに利用可能なエリアが広くなったケータイを利用したインターネット接続は便利です。

私自身はFOMAを利用していますが、ケータイが使えないところはほとんどなくなってきているので、 ノートPCと一緒に必ず通信ケーブルも持ち歩いています。

そして実際に利用したことも何度もあります。
#ダイヤルアップすらできないことって結構あるんです!

ただし、いつも料金には気を使っています。
パケット代は青天井ですから。

普段利用しているようなブロードバンド環境に慣れてしまっていると、気がつかないうちに相当量のデータをダウンロード(転送) していることになります。

1パケットは128バイトですから、1MBだと約8000パケット。
例えばパケ・ホーダイ利用時の料金0.02円で計算すると約160円です。
※実際には他のやりとりも含まれるのでもう少し高くなる。

1MBという量は多いようで実はあっという間に転送してしまう量です。
メールのやりとりでも数MBの添付ファイルを普段平気で送っているひともいますし、ホームページのコンテンツも動画・ 音声などを利用しているものであればあっという間に数MBになります。

こういうことを知らずに使い続けてゆくとどうなるか?

結局、こうなるわけです。

↓↓↓
↓↓

携帯パケット通信、高額請求のトラブル増加
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070405-00000016-yom-soci


100万円超える請求も 携帯定額制ネット接続ご注意
http://www.asahi.com/national/update/0405/TKY200704050385.html

 

利用者にしてみれば、「説明がなかった」「知らなかった」という理由になるのでしょうが、実はサービスの説明は書かれています。
一般の人には分かりにくい表現ですが、気にして読んでおきたいところです。

□パケ・ホーダイ(NTTドコモ)

http://www.nttdocomo.co.jp/charge/discount/pake_houdai/index.html

■ご利用対象外のサービス・通信FOMA iモード通信以外の以下の通信は対象外となります。

  • iモードフルブラウザを使用した通信
  • 国際ローミング中のパケット通信(iモード通信含む)
  • デュアルネットワークサービス利用時のmova通信(iモード通信含む)
  • パソコン・ PDAなどを接続したパケット通信
  • mopera通信
  • ISP接続通信
  • ショートメッセージサービス(SMS)
  • 音声通話
  • プッシュトーク
  • 着もじ
  • デジタル通信(テレビ電話・Vライブ・64Kデータ通信)など

 

本当に定額制ということであれば、最近サービスの始まったイー・モバイルくらいでしょうか。

イー・モバイル
http://store.emobile.jp/index.html