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ITコミュニケーターのブログ > システム開発 > 開発者の設定したWebサーバーの落とし穴

開発者の設定したWebサーバーの落とし穴

社内に開発者がいる場合、プログラムの開発だけでなく、サーバーの構築・設定もそのまま担当するケースがあります。

ところが、プログラム開発者が構築したWebサーバーには落とし穴があることが多いのです。


実際に、こんなことがありました。

php(プログラム言語の一種)で開発されたWebシステムを組み込んだサーバーに、Web制作担当スタッフがコンテンツを作成しアップしていたのですが、どうもうまく表示されない。

なんどやっても表示が崩れるし、文字化けしたようにも見えるのです。

制作担当は、自分の作ったHTMLにどこかおかしいところがあると思い、何度も作り直してはアップしますが、状況は変わりません。

そうこうしているうちに時間も経ってしまい、この案件対応はいったん中断となりました。

その後、たまたまあるきかっけで私がそのサイトの存在を知りアクセスしました。
やっぱり崩れています。

私がこのサイトを見たのはこのときが初めてでしたが、現象から原因は察しはすぐにつきました。

文字コードが合っていないのです。

Webサーバーが送出する文字コードと、HTMLに書かれている文字コードが一致していないのでブラウザで表示する際に表示がおかしくなるのです。

理由もはっきり分かったので、どうすれば直るのかも当然分かっています。

そこで、なぜこういう事態になったのかをちょっと考えてみます。

開発者は自分がphpで作ったシステムが動くように、Webサーバーのデフォルト文字コードをEUCに設定していました。

Web制作者は、そんなことは知りません。
いつものようにShiftJISでせっせとページを作っていたわけです。

開発者の行った設定がWebサーバー全体に影響を与えて、Web制作スタッフを悩ますことになっていたのです。

このように、開発者は自分の担当したシステムやプログラムをしっかりと稼働させることについてはしっかりと対応しますが、その結果がどういう影響を与えるかまでを意識していないことがあります。
Webサーバーのように異なる担当者が共同で利用するな環境については、開発者任せにせずに利用状況に応じた判断・設定ができる運用の管理者がいることが望ましいのです。

開発者は、プログラム・システムの開発には長けていますが、サーバーの構築・設定は専門外、経験不足ということが多いものです。

 

 

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