結婚したときに友人たちが贈ってくれたMTタイプの自転車。
10数年来使っていたのですが、先日ついに捨てました。
お気に入りのものだったのですが、吹きさらしの屋外に長年放置され、乗るのもせいぜい週末に近場へ出かけるくらい。ありとあらゆるところがサビだらけ、変速やブレーキワイヤーもほつれていまにも切れそう。
そして、とうとうタイヤがパンク。
修理して乗り続ける選択もあったのですが、手入れが必要なところが他にもいろいろあってお役ご免としました。
自転車にはパンクがつきもの。
高校時代に片道9kmを自転車で毎日通っていた私はそう思っていました。
ところが、そんな常識も変わりつつあります。
「パンクしない自転車」
こんなコピーをちらほら見かけます。
#もっと前からあったのでしょうが、自分が必要としない情報はなかなかキャッチできないようです・・・
近所のジャスコでも売れ筋商品として扱われています。
これは、チューブ+空気の代わりに、発泡ウレタンを使うタイプです。
弱点は、経年変化によって早いと半年〜2年くらいでいわゆるヘタリが出る状態になってしまうこと
重量があるので、ペダルをこぐのが重たく感じること、乗り心地が固くなること、があります。
調べてみると、違うタイプがあるようです。
「リペアムゲル」という方法です。
これは、加熱して液状化したゲルをタイヤ内に注入して固形化させるものです。
この方法だと、タイヤの種類を選ばないので多くの車種で使えます。
発泡ウレタンに比べると弾性力があり、劣化が少ないのが特徴です。
ただ、加工には専用の器具が必要になるので、どこでもできるというものではありません。
「リペアムゲル」というキーワードで検索すると、実施店舗がいくつも見つかります。
どちらのタイプでも、タイヤの重量が増えるので、こぎ出しの時は重たく感じるようです。
それでも、フライホイールのような慣性力によって、動きだした後は快適に走れるようです。
久しぶりに乗ろうと思ったらパンクしていった、なんてことのないように次に買い換える時にはぜひ候補にしようと思います。
キーワード:パンク,自転車,リペアムゲル,発泡ウレタン