「ねぇ、ムセンのパソコンってある?」
(ちょっと考えて、無線LANのことを聞いているだろうと予想)
「あるよ」
「ふーん」
「どうかしたの?」
「ポケモンが交換できるんだって!」
「・・・」
最初は、いったい何のことを言っているのか分かりませんでした。
ところが、子供が手元にDSを持っているのを見て直感的に理解しました。
DS には無線LANに接続する機能がある!
そうだったのです。全然気がつきませんでした。
従来のゲームボーイでは、コードや近距離でのワイヤレスアダプタを通しての、データ通信が可能だったのですが、
DSではこれがインターネットに拡張されていたのでした。
既にゲームの世界では、インターネット通して世界中の子供たち(大人もいるでしょうが)とポケモンを交換(データ通信) できるようになっているのです。しかも簡単に。
我が家の無線LANはメルコ製(バッファロー)でAOSSの機能があります。
DSにもAOSSで無線LAN接続設定ができる機能が実装されているので、これを利用すれば実に簡単に接続設定が完了します。
DSを画面に従ってタッチしてゆくだけ、あとはルーターのAOSSボタンを押すだけ。
本当に簡単です。
こうして私がひとりで感慨にふけりながら設定をしたのちに、子供は自分が欲しいポケモンを見つけ出して、交換の手続きをしたのでした。
子供たちはどんな技術が利用されているのかを知りませんが、ごく当たり前に世界中の子供たちとつながっているのです。
ものすごい時代になったのだと感心するのと同時に、ちょっとショックを受けました。
世の中、意外と進んでいるのだと。
■ニンテンドーWi-Fiコネクション
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